真面目な人ほどハマりやすい「売れない迷路!」から抜け出す方法!
私が、資生堂で後輩育成をしていた時
一生懸命に、紹介をしているにもかかわらず
売れるのは、指名商品のみで
他の商品をおすすめしても
なかなか売れない後輩がいました。
お客さまとの接し方を見ている限り
笑顔で接しているし、
感じが悪いわけでもありません。
でも、なぜか
紹介した商品は断られてしまうんです。
がっかりした様子の彼女に話をきいてみました。
話を聞いている感じからすると
彼女は、お客さまのお悩みをしっかり聞き出していましたし
ご紹介した商品も間違ってはいません。
売れなかった原因は・・・・・
彼女が真面目過ぎたことだったんです!
真面目なことは、とてもいいことです。
だけど・・・・・
真面目なことが、裏目に出てしまったようです。
どういうことかというと・・・・・
彼女が、こんな言葉をポツリと
「商品の効果を全部伝えないと
お客さまに失礼なんじゃないかと思って・・・・・」
もしかして、
あなたも同じように思ってはいませんか?
真面目な彼女は、
- セミナーで学んだ商品の特徴を
すべてお伝えしなくては! - 商品の効果を伝えきれば、
良い商品だとわかって買ってもらえるはず!
って思って、
一生懸命に説明していたのです。
きっと、お客さまにも、
一生懸命な気持ちは伝わっていたと思います。
だけど・・・・・
お客さまって、
そんなに長く説明を
聞いていられないんですよね。
もし、聞いてくださったとしても
途中から上の空になっている可能性が高いです。
商品の特徴・効果効能を知っていること
専門的な知識を知っていること
これらのたくさんの引き出しを持つことは、
プロとして大切なことです。
ですが・・・・・
お客さまに喜ばれ、売れるために必要なのは、
全部の引き出しを開けるのではなく
お客さまが、「知りたい情報」の引き出しや
お客さまにとって「必要な情報」の引き出しを
厳選し、お伝えすることです。
なかなか売れないと悩む方は、
「伝えるべき引き出し」と
「今は必要ない引き出し」の選び方を
間違っている方が多いです。
もし、お客さまに断られてしまうのだとしたら
選ぶ引き出しを間違えているのかもしれませんよ。
追伸:
その後、後輩の彼女は、
少しアドバイスをしたところ
元々、真面目で素直なので
アドバイスを活かしながら
引き出しを選ぶのがうまくなり、
メキメキと成長していきました。
今日も、最後まで
お読みいただきありがとうございます。(*^▽^*)
「楽しく!」「豊かに!」「ハッピーに♪」なりますように。