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リピートしたくなる”慕われ接客”の専門家 きよなり あいこです。
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日焼け止めに書かれている「ＳＰＦ」と「ＰＡ」って何ですか？
昨日の記事に引き続き、
今日は、日焼け止めについてです。
これは、私が資生堂で
化粧品販売をしている時に、
「よくお客さまに質問されたことTOP3」
に入るくらいに、
聞かれた質問なんです。
きっと、あなたはご存じだと思うけど
復習を兼ねて読んでいただけたら
うれしいです(*^▽^*)♪
SPFって、何ですか？？？
お客さまは、
ＳＰＦの数字が高ければ、
日焼け止め効果も高い！
ってことは認識しているけれど・・・・・
SPFの数字が、
何を表しているのかってことを
知っているお客さまは
ほとんどいらっしゃいません。
ＳＰＦは、
「Sun Protection Factor」の略で、
日焼けを防げる時間を表しています。
SPFが、仮に「１」だとしたら、
約２０分間紫外線から
お肌を守る効果がある
ということです。
例えば・・・・・
SPF５０の場合
２０分間×５０＝１０００分間
１０００分間＝１６、６時間
つまり、
SPF50は、１６，６時間
紫外線からお肌を守りますよぉ～！
ってことになります。
※但し、２０分間はあくまで目安の時間です。
厳密には、肌色によって多少変化します。
そして、
このSPFが表している数値は、
紫外線B波に対して
どのくらい守れるのかどうかを
あらわしています。
SPFの表示は2〜50で、
さらに
50以上の効果がある場合は
「50＋」と表示されます。
数値が大きいほど
その防止力が高くなります。
PAって、何を表しているの？
必ず日焼け止めには、
SPF値と合わせて
「PA」が表記されています。
この「PA」は、
紫外線A波から
お肌を守れるかどうかを
表しています。
表し方は、
「PA＋」防御効果がある。
「PA＋＋」防御効果がかなりある。
「PA＋＋＋」防御効果が非常にある
「PA＋＋＋＋」防御効果が極めて高い
の4段階で表示されます。
「＋」が多いほど防止効果が高くなります。
ぴったりな日焼け止めを選ぶポイント！
日焼け止めと一言で言っても
タイプは、いろいろあります。
お出かけ前には、使いやすくて
密着度が高い塗るタイプ。
外出先で付け直しがしやすいスプレータイプ。
敏感肌さんでも使える
お肌に優しいタイプ。
そして、
激しいスポーツやマリンスポーツの時におすすめな
水や汗に強い、ウォータープルーフタイプ。
などなど・・・・・
「どのくらいの時間紫外線を浴びるのか？」
「普段、日常的に使うのか？」
「レジャーに出かけるときに使うのか？」
「お肌状態は、どうなのか？」
といったことなどから
ぜひ、お客さまにぴったりの
日焼け止めを選んで差し上げてください。
日焼け止めの昔ばなし！
このお話は、
私と同じ年代か
私よりも、お姉さん・お兄さんは
よくご存じかもしれません^^；
今、売られている日焼け止めの
SPF値は、最高が５０＋です。
だけど、
私が、資生堂に入社したころ（約３０年前）は、
各メーカーさんが、
SPFの数値を競い合っていました。
どこかのメーカーが、SPF６０の商品を出したら
翌年は、別のメーカーさんが、SPF７０を・・・・・
みたいな感じで、
私の記憶では、SPFの数値が
「１００」を超えている商品までもΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！
だけど・・・・・
SPF値って、
「日焼けを防げる時間」なんですよね。
SPF５０で、１６、６時間
守ってくれる計算になるわけですよ！
そして・・・・・
１日は、２４時間しかないんです。
１日の中で、
太陽が出ている時間って
どのくらいでしょうか？
って考えたら、
SPF５０あれば十分なんです。
だけど、
お客さまの認識として、
「SPFの数字が、高ければ高い程日焼けしない！」
ってなってるから
結果として、そうなっちゃったわけですね^^；
きっと、今でも
正しい日焼け止めの選び方を
知らない方が
たくさんいらっしゃると思いますよ。
今日も、最後まで
お読みいただきありがとうございます(*^▽^*)
「楽しく！」「豊かに」「ハッピーに♪」なりますように。
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